INDEX | 作品データ | BACK |
39 刑法第三十九条 1999年5月1日公開 上映時間:133分 制作:光和インターナショナル、松竹 配給:松竹 |
|
INTRODUCTION
刃物を凶器とした猟奇的夫婦殺害事件が東京・豊島区雑司が谷で発生し、その容疑者として劇団員の柴田真樹が逮捕される。取り調べで室で柴田は殺害そのものは大方認めたが、殺意を否定し、記憶がなかったと主張する。 裁判が始まり、裁判長が罪状認否を問いかけた途端、柴田は態度を一変させ人格が変わったようになった。国選弁護人の長村の請求で精神鑑定をした藤代教授は多重人格による心身喪失との結論を出す。 藤代教授の助手として手伝いを頼んだ小川香深は、はじめは柴田の経歴について次々と質問を投げかける藤代の横で、香深は当初記録をとるだけだったが、鑑定の回を重ねるうちに香深も質問を浴びせるようになる。 藤代教授の出した心身喪失との結論に疑問を持つ小川は、草間検事に直訴し再鑑定の鑑定人として調べていく。そして、そのうちにある悲惨な出来事が浮かび上がってくる。 Note 原作:永井泰宇 角川書店刊 松竹の邦画配給、最後の作品です。 |
INDEX | 作品データ | BACK |