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秘密 1999年9月25日公開 上映時間:分 製作:TBS 製作協力:フィルムフェイス 配給:東宝 |
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INTRODUCTION
「本当にあたし、直子なのよ。 信じられないのはわかるし、あたしだって信じられない…事実なのよ。」 妻と娘に囲まれ満ち足りた杉田平介の生活は突然終りを告げた。妻の直子と娘の藻奈美が乗ったスキーバスが崖から転落したのだ。病院に運ばれた直子は息を引き取り、一方の藻奈美は脳に障害を負い意識不明の状態に陥った。最愛の妻を突然失い動転する平介の前で意識が戻った藻奈美の人格は、信じられないことに妻・直子であった。 「エッ!娘が妻!?」そして始まるコミカルでシニカルな「娘との夫婦生活!」 妻を失った親子という世間体は保ちつつ…40オの直子は突然、17才の娘になったことでそのギャップに戸惑いながらも、もう一度10代をやリ直すことに新鮮さを感じる。短いスカート、友達との会話、学校での勉強…、そして大学受験、キャンパスでの出会い、サークル活動…恋愛!? 一方の平介は、妻が若い娘に大変身!なぜかウキウキ楽しい生活。外見には独身ということで、言い寄る女性はあとを絶たず…。が、直子の手前、浮気も再婚もしない(出来ない!)。二度目の青春を謳歌する直子に対し、疎外感に悩まされる平介。二人の想いがすれ違う中、ついに平介と直子はどうしても超えられない壁に行き詰まってしまう。やはり夫婦として愛し合うことが出来ないのか。 しかし、バス事故の真相が二人に大きな転機を与えた…“自分の愛する人にとって、本当の幸せとは?”夫と娘の肉体の間で悩む直子を見ながら、平介はある日、彼女が妻ではなく自分の本当の娘として生きるべきと決断する。 そして直子に呼びかけた。「藻奈美…。」その翌日、平介の前に再び信じられないことがおこった。 死んだと諦めた藻奈美本人の意識が、数時間だが戻り始めたのだ。 そして、運命は、思いがけない結末に二人を導いて行く…。 Note |
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